伝統派防具付空手道において防具を着用するのは安全のためであり防具そのものを攻撃目標にするためではありません。
防具を着用していなければ致命傷を負う恐れがある空手道本来の技で競い合うのが当会の基本理念です。
競技規定(ルール)の特徴
少年(中学生以下)・全女子は「1本」「技あり」の他に「有効」があります。
高校・一般男子は「1本」「技あり」があります。
【1本勝ち】
正確、有効な(注)突き、打ち、蹴りが定められた部位に決まり、戦闘不能となった時
戦意喪失していないが、主審又はドクターが戦闘不能と判断した時。
(注)正しい姿勢、充実した気迫、残心、適正な間合い、正確な攻撃目標の把握等を満たした技をいう。
また手打ちではない技で、芯を捉えているかを特に高校・一般男子に高水準を求める。
【技あり】
1本には及ばないが、それに相当する技。
1本には満たない威力だが、攻撃目標にタイミングよく正確に急所を射止めた時。
1本には満たないが相手の動きを一時的に止めた(封じた)時。
1本には満たないが相手に一時的な戦意喪失がみられた時。
背面部・後頭部に接触せずに極めた時。
【有効】
技ありには及ばないが、それに相当する技。
技ありには満たない威力だが、攻撃目標にタイミングよく正確に急所を射止めた場合。
技ありには満たないが相手の動きを一時的に止めた(封じた)場合。
使用可能防具
【少年(中学生以下)、全女子】
【高校・一般男子】